窓を叩く雨音に起こされ、まだ薄暗いマドリードの街を歩いてみた。昨日までの「冬」とはあきらかに違う、柔らかくまとわり付くような空気感が、南下してきた1,200kmを実感させてくれる。
アフリカ大陸への玄関口、ジブラルタルフェリー港があるアルヘシラスまで600kmを移動する予定だが、その前にマドリッド振興商業地区にある Toyota España を表敬訪問した。
建物を包むように掲げられた「START YOUR IMPOSSIBLE」横断幕は、側を通るハイウエイからも良く見えて宣伝効果抜群。もちろんACPの2台は迷う事無く到着する事ができた。駐車場に案内していただいたので、充電スタンドが付帯しているスペースをオーダー、プリウスPHVを充電させていただく。
今回、ご対応いただいた Toyota España G.M.のエンリケさんがPHVプラグイン!充電が終わるまでのひととき、社内に通していただきコーヒーブレイクで談笑を楽しんだ。
陽気で気さくなエンリケさんは言う。
「スペインでも近年ハイブリッド車が急速に普及していて、現在はやはりCHRがとても良く売れています。需要が追いついていないためプリウスPHVの導入は検討中ですが、近い将来、このクルマがマドリッドの街を走る日を楽しみにしていますよ。」
「PHV普及のためにも冒険の成功を願っています。立ち寄ってくれてありがとう!良い旅を!」
楽しい時間と応援に後押しされて、勇気をいただきました。G.M.エンリケさんはじめ、Toyota España のみなさんありがとうございました!
明日はいよいよアフリカ大陸へ!ジブラルタル海峡を越えるプリウスPHVの勇姿をお届けします。
(回線の都合により「Toyota España 訪問」動画は近日中にアップします。)