「アウトドアで家電製品?」「そんなの邪道だよ。」「いいんじゃない、お手軽で。」もちろん賛否あると思うが、そもそもプリウスPHVでサハラ砂漠に来ている事自体が常識外な挑戦だし、こんな場所だからこそPHVの給電機能の有り難みを享受出来るというもの。
プリウスPHVの給電出力は100V/1,500wh。パワーに余裕があるので、照明を点灯し、7名分のご飯を炊きながらお湯を沸かし、ベーコンを炒めるぐらいは難なくこなす。今回は持参していないが、電子レンジやIHクッキングヒーターだって使うことも可能だ。車内の100VコンセントからでもOKだが、充電口から電源を取り出せるビークルパワーコネクターを使えば、ドアを施錠したまま車外でも電気が使えるため、アウトドアでの用途は格段に広がる。
サハラ砂漠に入ってからティータイムにランチにと大活躍しているプリウスPHVはオアシスのようにメンバーのこころと胃袋を満たす。長距離移動の合間にサッと簡単な食事が出来て、環境にもローインパクトなプリウスPHVの給電機能は、Team ACPのサハラ挑戦を強力に後押してくれているのだ。
サハラ砂漠のように何も無い状態を災害時と想定すると“電気を運べる”プリウスPHVが担う役割が浮き彫りになって来る。非日常でのプリウスPHVの活用方法を模索しながら旅を続けようと思う。
プリウスPHVの電源でランチタイム@サハラ砂漠
明日は砂埃を舞い上げてサハラを疾走するプリウスPHVを掲載予定です。その凛々しい姿に魅了されます。