北アフリカ西海岸を南下して2日、ついに北回帰線を越えた。影は小さく濃くなり、強い日差しがメンバーの顔を赤黒く焦がす。道路は徐々に荒れはじめ、大きな穴が突然現れたり、路肩の舗装がノコギリ状に剥がれて幅員が狭まり、大型トラックとのすれ違いにヒヤリとする事もある。やがて未舗装区間が長くなり、国道を迂回する長めのルートで、プリウスPHVはサハラ砂漠の洗礼を受ける。
フルモデルチェンジで華奢さが顕著になったのでは?と感じていたが、実際に砂埃を上げて逞しく疾走するプリウスPHVは、驚くほど凛々しく、ファインダー越しに「カッコイイな、PHVは!」と声を上げてしまうほど。数枚の画像とショートムービーだが、プリウスPHVの勇姿を楽しんでいただきたい。
グラベル区間に入る前に撮影体制やスタック時の対応などを確認。
国道から分岐するグラベルは地元の生活道路。フラットで走りやすい。
徐々にペースを上げながらも、ブッシュに隠れた岩に注意して進む。
サハラに解き放たれたプリウスPHVは逞しく美しい!
延々と続くオフロードに馴染んで行くプリウスPHV。
プリウスPHVがスタックを恐れずに進めるのは、サポートするランクル100の存在が大きい。
サハラ砂漠を逞しく疾走するプリウスPHV
明日は西サハラ – モーリタニア国境越えの様子をお伝えします。