チームACPが初めてここを訪れたのは2001年。竣工から6年が経過していたが、剥き出しのステップに若い木々が間隔をおいて並んでいて、まだまだ森と呼べるものではなかった。その後、九州を訪れる機会があれば必ず「アクロス福岡」に足を運び経過を見続けて来たが、2015年に大きな変化を感じた。
「確実に森に近づいている。」
そして今年、8年ぶりに訪れたアクロス福岡は、また一歩“森”へと近づき、美しい紅葉のプレゼントを
アクロス福岡“森”の成長記録
1995年3月に竣工したアクロス福岡は、自然や公園と建築を一体化し、成長する“森”を目指して計画された。ひな壇状のステップガーデンが配置され、竣工当初、この地方に自生している品種を中心とした76種類3万7千本の樹木が植樹された。18年後の現在、120種5万本を超える“森”へと成長している。
イワタニ水素ステーション福岡県庁で満充填
九州へ来てから初めての充填と、福岡県の水素社会への取り組みについて話を伺うため、福岡県庁を訪れた。
早くから水素社会のトップランナーとして躍進する福岡県は、西日本初の導入となる FCトラックによる商業運用をスタートさせ、輸送時に発生する二酸化炭素排出量削減を掲げると同時に、水素ステーションのインフラ整備を官民一体となって積極的に進めている。また、再生可能エネルギー由来「グリーン水素」導入も加速させるとのことで、ますます福岡県の取組から目が離せなくなりそうだ。
これまで固定式ばかり利用してきたので、移動式水素士テーションでは初めての充填だ。大型車両に充填装置を積み込んでいるので、もちろん走行はできるのだが、ここ県庁前でのみ運用が許可されている。
充填口を開くと、フタの裏に記載している検査期限やタンク使用期限など「高圧ガス保安法」に基づく確認作業や、ディスペンサーが確実に装着されされているかなどを、二人のスタッフで念入りにダブルチェックを行い、ようやく充填が始まるが、わずか3分ほどで満タンになる。
今日の動画
立ち入り許可をいただいたアクロス福岡の川野さん、福岡県庁 水素産業振興課 水素・FCV担当 西村さん、石橋さん。ご対応いただきありがとうございました。皆様の取組は旅で出会う方々に紹介させていただきます。